開港40周年を迎えた東北初の2500mの滑走路を備えた空港
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- 旅行時期:2021/07(約4年前)
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by おけいはんさん(男性)
秋田市 クチコミ:35件
秋田市中心部から南西に約25km。旧雄和町(現、秋田市)にある、東北地方で初めて2500mの滑走路を備えた大型地方空港。もともと秋田空港は、市内中心部から約7kmの秋田市新屋町の海岸砂丘の近くにありましたが、冬になると日本海の横風の影響を受けるなど欠航も多く、大型化も困難であったため、1981年6月、旧雄和町の丘陵地に移転しました。2500mの滑走路を整備したことから開港当初は、東京線に当時最大クラスの旅客機であるスーパージャンボ(ボーイング747)やそれに次ぐ大きさのトライスター(ロッキード・トライスター)が就航。1991年にはJALが就航、ダブルトラックとなり、当初はボーイング767など大型機を使用していました。1997年3月の秋田新幹線開業後、利用客数の伸びは鈍化していますが、フルサイズの新幹線ではなく、東京~秋田間で3時間50分~4時間10分と、1時間10分のフライトでも十分対抗できることから、東京への往復はまだまだ飛行機も主役。東京便、大阪便、札幌便はANA、JALのダブルトラック。現在は、東京線はANAが10便(5往復)でボーイング767、737、エアバス321、JALが8便(4往復)でボーイング737を使用。この他、大阪・伊丹線 ANA6便(3往復)、JAL6便(3往復)、名古屋・中部線ANA4便(2往復)、新千歳線 ANA4便(2往復)、JAL4便(2往復)と就航便数が多く、現在も東北地方の主要空港と言えます。数年前まではANAがトリプルセブン(ボーイング777)を就航させていたほか、JALも臨時便でボーイング787を飛ばすなど、東北地方の空港の中では大型機の発着が多い空港ともいえます。
空港内は、秋田杉を使った装飾のタラップが3つ、ロビー全体も秋田杉をふんだんに使っており、暖かさを感じます。大型のオブジェもあるほか、東北三大祭りの一つ秋田・竿灯の実寸大のモデル、エスカレーター前には巨大なナマハゲのオブジェ、さらに秋田県出身の矢口高雄さんの代表作「釣りキチ三平」の陶板レリーフ
展示されているなど、秋田の雰囲気が一気に味わえます。
- 施設の満足度
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4.5
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 施設の充実度:
- 4.0
クチコミ投稿日:2021/10/30
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