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風情ある路地の急坂としてちょっとした観光スポットになっています!

  • 4.0
  • 旅行時期:2021/08(約3年前)
hiroさん

by hiroさん(男性)

目白 クチコミ:17件

『胸突坂』は、北側の東西方向に通る「目白通り(都道8号)」と南側の同じく東西方向に流れる荒川水系の一級河川「神田川」の間を南北にをつなぐ文京区関口2丁目(東側)と文京区目白台1丁目(西側)の境界部分を通る道路の「神田川」寄り(南側)に位置する急坂の名称であり、最寄り駅の東京メトロ・有楽町線「江戸川橋駅」1a出入口から『胸突坂』までは約900メートル(徒歩11分程度)となります。
この急坂の概要については、約16度の急傾斜さらに約29%の急勾配からなる全長がおよそ65メートルの歩行者専用坂道として階段状になっています。
ちなみに『胸突坂』は、江戸時代に”坂がけわしく自分の胸を突くようにしなげれば上れない”と例えられた急坂によく用いられている名称であり、この階段状からなる急坂のほかに現在の文京区内だけでも本郷5丁目にある自動車通行可能な道路の急坂(最寄り駅:都営地下鉄・三田線「春日駅」)および西方2丁目と白山1丁目の境界部分にある自動車通行可能な道路(最寄り駅:都営地下鉄・三田線「白山駅」)の急坂においても『胸突坂』の名称が用いられています。
今回は、「江戸川橋」周辺エリアを訪れた際に「神田川」左岸側(北側)に位置する「江戸川公園」および「神田川」に沿って整備されている自転車・歩行者専用道路となる「神田川桜並木」を通り、「神田川」に架かる「駒塚橋」部分を左折(北側)して『胸突坂』を上り「目白通り」まで行きました。
この『胸突坂』のあるエリアは、江戸時代初期に「江戸城」周辺に生活用水(上水)を供給するための国内初となる本格的な上水道設備として「神田上水 取水口」(大洗堰)が現在の「神田川」に存在していた場所であり、江戸時代を代表する俳人「松尾芭蕉」が2度目の江戸入りとなったのちの徳川幕府・第4代将軍「徳川家綱」の時代である1677年(延宝5年)から1680年(延宝8年)までの3年間にわたり「神田上水改修工事」に携わっており、現場から近い『胸突坂』の東側に位置する現在の「関口芭蕉庵」の地に滞在していたと伝えられています。
また『胸突坂』の西側には、幕末に「肥後熊本藩 細川家下屋敷」となっていた現在の文京区立公園となる「肥後細川庭園」および創建時期が不詳ですが「神田上水 取水口」の守護神として祀られてきたとされる「水神社」が存在するなど緑に覆われた敷地に挟まれた風情ある路地の急坂としてドラマやアニメにも登場するなどしており、平日の昼過ぎに自分が『胸突坂』を通った際にはこの周辺エリアを散策していると思われる数組のグループとすれ違い『胸突坂』がちょっとした観光スポットになっていることを実感しました。
機会があれば「神田川」沿いの「神田川桜並木」の通りは、桜の名所になっているので桜の咲くころにこの周辺エリアを散策しながらまた『胸突坂』を歩いてみたいと思います・・・

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
3.5
東京メトロ有楽町線・江戸川橋駅1a出入口から約900メートル(徒歩11分程度)です。
人混みの少なさ:
3.5
平日の昼過ぎでしたが、この周辺エリアを散策していると思われる数組のグループとすれ違いました。
バリアフリー:
3.5
階段状の通り中央に手摺が設置されています。
見ごたえ:
4.0
緑に覆われた敷地に挟まれた風情ある路地の急坂です。

クチコミ投稿日:2021/10/15

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