引退後は、松下村塾の保存に尽します。
- 4.0
- 旅行時期:2021/05(約5年前)
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by 旅好者さん(男性)
萩 クチコミ:322件
江向1区の道路際に、渡辺蒿蔵旧宅がありました。長屋門は江戸時代のものですが、主屋や土蔵は明治中期のものだそうです。渡辺蒿蔵は1843年(天保14年)に生まれ、1939年(昭和14年)に満96歳で亡くなっていますが、松下村塾で学んだ人の中で1番の長寿だったとのことです。松陰からは海外に進出するには造船が不可欠と学んだことを守って生きています。まずは、1867年(慶応3年)には藩命を受け、造船技術を修得のためアメリカ、イギリスに留学します。1873年(明治6年)に帰国して工部省に入ると、長崎製作所の管轄者に抜てきされ、当時東洋一のドックを完成させます。長崎造船局が設けられると、その初代局長に就任しています。その後も、日本の造船技術の近代化に貢献しています。49歳の若さで引退し、地元に戻ってからは、松下村塾の保存事業に尽しています。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2021/08/02
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