電車なら上信電鉄のセット券がおすすめ
- 4.0
- 旅行時期:2021/06(約3年前)
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by worldhusiastさん(男性)
富岡・甘楽 クチコミ:1件
上信電鉄高崎駅の券売機で、上州富岡までの往復切符と富岡製糸場のセット券を購入しました(\2,200、現金のみ)。駅からは徒歩10分程ですが、無料バスも見かけました。ガイドはなしにしましたが、ある程度背景を知っているのでなければガイド付きの方がいいでしょう。
内部は結構広く、全部じっくり見ると1.5時間程度はかかります。東置繭所ではパネルと動画で基本的な説明があり、西置繭所にはマニアックな展示がありました(一部撮影不可)。いずれも展示室としての要素が強く、模型再現もないため、繭を乾燥・保管していた往時を偲ぶのは難しいです。東置繭所の説明は時系列で簡潔にまとまっているため時間とって見た方がいいと思います。2階では変形トラス構造が見学できますが、正直、繰糸場(そうししょ)のトラス構造の方が必見です。西置繭所は展示はさておき、2階から鉄水溜を見るために立ち寄るようなものでした。
繰糸所内部は中央に柱を必要としないトラス構造の見学がメインで、機械は埃を防ぐためかビニールがかかっていてやや興ざめながらも当時を想像しやすいと思います。広いですが、見学は10分程度みれば十分です。外は140m超という長さ、二重の屋根、フランス輸入の窓ガラスなどが見所ですが、近づいて見られる場所はほぼありません。
その他、社宅、ブリュナ館、寄宿舎などは外からの見学でした。係員があちこちに立っているものの話しかけてくる人は少なかったですが、「かつては排水で周辺の川がひどい臭いだった」などと昔話が聞けて興味深かったです。
生きた蚕と繭は東置繭所のお土産屋のあたりに、桑は社宅群の近くに少しだけありました。ちなみにお土産はここの他にも、駅との間にある観光物産館でも買えます。
- 施設の満足度
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4.0
- アクセス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 社会科見学の小学生とバッティング笑
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2021/06/20
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