世界遺産「富岡製糸場」って楽しめる?
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- 旅行時期:2017/10(約8年前)
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by マンボウのお城さん(男性)
富岡・甘楽 クチコミ:1件
日本の近代化だけでなく、絹産業の技術革新・交流などにも大きく貢献した工場で、敷地を含む全体が国の史跡に、初期の建造物群が国宝および重要文化財に指定されている凄いところです。
それだけに、多い年では年間100万人を超える見学者が訪れるそうで、いまや群馬を代表する観光スポットのひとつとなっています(コロナ禍は別)。
創業当時の工女たちの平均労働時間は約8時間で、毎週日曜はお休み。食事は工場側が提供し、敷地内には寄宿舎や診療所も完備という好環境。女性の社会進出の先駆けをいく工場だったということで、イギリスの産業遺産と共通点が多く見受けられます。
当初、国営だった工場は、民間に払い下げとなり、1939(昭和14)年には片倉製糸紡績と合併して「片倉富岡製糸所」となりましたが、それほど昔ではない1987(昭和62)年まで操業を続け、都合115年の間、製糸場は稼働し続けたそうです。
ただ、見どころは、当時の古い建物や工場が中心で、工場の説明等はあるものの、アトラクションとして楽しめるわけではないため、あくまでお勉強or世界遺産攻略の意味合いが強いところでした。
バスツアーで行けば、結構楽しめる他の群馬を代表する観光地も効率的に周ってくれるため、ツアー内容をよく検討してから行くことをおススメします。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 5.0
- 東京から関越道があり、バスツアーも多いのでとても良いと思います。
- 人混みの少なさ:
- 2.0
- 流石に世界遺産だけあって、どこも大混雑状態でした。
- 見ごたえ:
- 3.0
- 世界中の産業遺産をいくつも見ましたが、見せ方はまだ平均レベルでした。
クチコミ投稿日:2021/06/13
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