東海道新幹線の駅で最も乗降客の少ない駅との事ですが、上下線とも1時間に2本(ひかり・こだま各1本)と上下線を併せれば1時間に4本も停車する結構賑やかな駅でした。
- 4.0
- 旅行時期:2021/03(約3年前)
-
by kasakayu6149さん(男性)
羽島 クチコミ:1件
開通を東京オリンピックの開催に間に合わせるのが至上命題であった東海道新幹線
名古屋から京都は旧東海道(鈴鹿山脈越え)を通るのが最良でしたがトンネルなど難工事が予想されるため、在来線同様の関ケ原ルートとなりました。関が原は東海道新幹線随一の豪雪地帯のため、岐阜羽島駅は緊急用の待避所も兼ねて造られました。また各県1駅確保理論にも基づいていて岐阜県唯一の新幹線の駅です可能な限り最短距離に造りたい意向を反映して、非常に長閑な地に造られたそうです。
長閑すぎて1976年(昭和51年)発表の西村京太郎著「消えた巨人軍」では巨人軍全員が此処で誘拐されました。
私が子供の頃は「新横浜」と「岐阜羽島」は長閑で有名でした。
時がたち新横浜は大きく変貌し、今や全新幹線が停車するまでになりました。果たして岐阜羽島はどうなのかと思い今回訪れました。
現在でも東海道新幹線の駅で最も乗降客の少ない駅との事ですが、上下線とも1時間に2本(ひかり・こだま各1本)と上下線を併せれば1時間に4本も停車する結構賑やかな駅でした。駅前もビジネスホテル等も有り、それなりに賑やかです
「こだま」が「のぞみ」に抜かれる退避駅になっていたり、近年は広い駅前ロータリーなどを利用して岐阜県各所へのツアーの経由地として利用されている様です
敷地内にはコンビニがあり、定番商品だけでなく各地方の土産物が充実していました。
同じく構内に「立ち食い蕎麦屋」もあったのですが、訪問時は撤退していました
岐阜羽島駅は確かに「東海道新幹線」の駅としては最も寂しい駅かもしれませんが。新幹線の駅としては、もっと寂しい駅が多く有り結構賑わいのある駅に思えました。
- 施設の満足度
-
4.0
- 施設の快適度:
- 3.0
- 駅構内にはコンビニしかありません
クチコミ投稿日:2021/06/06
いいね!:0票