無造作に置かれた石と砲弾
- 5.0
- 旅行時期:2021/01(約5年前)
-
-
by Lillyさん(女性)
藤沢・江ノ島 クチコミ:21件
石碑が並ぶ中、ひときわ高さの低い石がありました。
しゃがんで見なければ文字もわかりせん。
案内板とその石を照らし合わせてみると…ひっくり返るほどびっくり!
一人で思わず「嘘でしょ⁈」と発してしまったほど。
それは二百三高地の石でした。
本物です。
資料館や博物館に展示されるような物が、こんなにも無造作に置かれているとは…。
盟友乃木大将や多くの兵士との記憶が詰まった大切な石じゃないですか。
元々は横須賀鎮守府が二百三高地から持ち帰って別地に寄贈した石が、その後ここへ移設されたとの事。
その向かい側には、これまた本物の二十八センチ榴砲弾が置かれています。
京都嵐山美術館から寄贈された本物の砲弾。
完全な形で現存しているのは奇跡だと思われる物も野ざらしに…。
美術館ではきちんと管理されていたはず。
これではどちらも更に劣化してしまう。
潮風は砲弾に悪影響でしかない。
そんな状態なので「どうにかならないの?」と心配と焦りが混ざった複雑な思いでいます。
児玉神社自体の存続が危ぶまれているとの話があります。
競売にかかっていたけど買い手が決まったとか。
1月時点ではお詣りできました。
でも4月頃からはシートが張ってあってもう境内に入れない状況だとか。
あの石や砲弾はどうなってしまうんだろう。
現状を確認しに行きたいくらいです。
- 施設の満足度
-
5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- バリアフリー:
- 1.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2021/05/18
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する