了仙寺横穴遺跡の放置プレイについて、下田市の担当者の方、どう考えていますか？

3.5
旅行時期：2021/03（約5年前）

下田クチコミ：14件

ペリーロードの突き当たりにあるのは了仙寺で、その敷地内には黒船の博物館もあります。
しかし、このお寺で注目したいのは、敷地内にある了仙寺横穴遺跡墳墓。

この横穴は今から1300-1400年前の古墳時代の墳墓で、この穴の周辺から勾玉などが出土しています。
今から1300-1400年前と言えば西暦600-700年頃で、有名な歴史的事件では大化の改新（645年）が起き、歴史ががらりと方向転換する出来事が起きたころ。

飛鳥時代の文化遺産（埋葬品だけど･･･）が発掘された場所って、貴重だと思うのですが、その遺跡の管理状況は、言葉を綺麗に繕えば”資材置き場”、素直に言えば、”ゴミ置き場”でした。

とても遺跡とは思えない状況で、目を疑いました。
遺跡を墓として、埋め戻すのか、遺産として保存するのか、その方針すら決まっていないのでしょうか。

多くの観光客が下田を訪れ、ペリー提督のゆかりの地としてお寺を訪れていますが、下田市がお金をかけるのは、観光客がお金を落とすところだけで、貴重な遺跡保護はやる気なし…なのでしょうか。
ペリーロードの整備や黒船博物館の経費を少しだけ遺跡保護に分配しても良いのではないでは？
と思うのは私だけなのかな。

下田市の担当者の方、現在の了仙寺横穴遺跡の放置プレイについて、いかが思われますか？