青梅宿・甘味処の代表は道味(どうみ)である。
- 5.0
- 旅行時期:2019/09(約5年前)
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by jijidarumaさん(男性)
青梅 クチコミ:9件
2019.09.13.~14.
母7回忌の法事で、かんぽの宿青梅に1泊して、法事の後、土産を買いに立寄った。
26歳の結婚まで、私共夫婦が育った町であるから、友人も、思い出も多い。
青梅駅のロータリーの先の大通りを左手に行くと、丘の上に祀られた住吉神社がある。徒歩約4分と近いが、その住吉神社前に創業160年以上という青梅でも老舗の道味和菓子店がある。
ここには私共のお気に入りの御菓子がある。
≪道味和菓子店(どうみわがしてん)≫
住所:東京都青梅市住江町68
電話:0428-22-3201
最寄り駅:青梅駅から徒歩約4分、住吉神社前
月曜定休。和菓子専門店:最中、青梅せんべいなど。9―18時営業。
尚、河辺店は河辺駅北口徒歩3分にある。
創業弘化3年(1846年)頃、当初は薬種商を営んでいたが、いつからか菓子を造って売るようになり、現在に至っている。
「道味」と書いて「どうみ」と読ませるが、この店名の由来はご先祖様の俳号だそうだ。
道味(どうみ)の名物は店の看板と同じ梅の花をかたどった手焼せんべいである「青梅せんべい」で、材料は小麦粉、卵、砂糖、胡麻油を練って焼き、さく、さくとした歯応えとさっぱりした甘みが好ましい。
「最中(もなか)」も名物である。
青梅せんべいとならんで創業当初から変わらない味を伝えている。
道味の名前を入れた皮に甘さを抑え小豆の旨味を出したつぶし餡を入れた香ばしい最中である。
(最中の賞味期限は7日~10日。夏季は冷凍しても美味しい)
私共は、どっしりとした餡が詰まった最中が格別に美味しく、青梅を訪れると必ず購入する。亡くなった両親も良く好んで食べて、ひいきにしていた。
江戸後期から、ここでお店を開いていて、 当時は目薬も製造していた。
その証のように<一子相伝(いっしそうでん:学問や技芸などの師が、その奥義、秘法、本質を自分の子どもの中のひとりにだけ伝えて、他の者には秘密にすること)>を謳った「目薬」の古い看板が置いてある。
戦後も薬事法改定後、菓子専門店となった。
店の中: 店舗と奥の部屋とのしきりの戸板も漢字。
蔵の整理をした時に出てきた板を戸に嵌めこんでいると云う。
XXX
- 施設の満足度
-
5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 利用形態:
- その他
- アクセス:
- 4.5
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- サービス:
- 5.0
- 雰囲気:
- 4.5
- 料理・味:
- 5.0
クチコミ投稿日:2021/04/29
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