なぜかファシスト寄贈の碑
- 3.0
- 旅行時期:2020/10(約5年前)
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by amaroさん(男性)
会津若松 クチコミ:8件
幕末の悲劇、白虎隊の墓などがある会津若松市の飯盛山にローマ市寄贈の碑という一風変わった碑が立っていました。円柱の先に青銅の鷲が羽を広げていました。1928年、当時のイタリアの首相ムッソリーニから「白虎隊とファシスト党は通じるものがある」と贈られました。どういう文脈はよく分からないけど、ムッソリーニは殿様に殉じた若者の姿が気に入ったんですねえ。もっとも、飾られていたファシスタ党章のマサカリは戦後、米軍によって持ち去られ、「武士道の精華に捧ぐ、ローマ元老院と市民より」という裏面の碑文は同じく米軍に削り取られてしまいます。連合国と枢軸国の争いに巻き込まれるなんて、白虎隊もあの世でびっくりしていたでしょうねえ。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
クチコミ投稿日:2021/04/28
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