ならまちにある隠れた「花の名所」。奈良時代に建立された元興寺の東塔跡。
- 3.5
- 旅行時期:2020/10(約5年前)
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by あまちゃんさん(男性)
奈良市 クチコミ:44件
奈良時代に建立された元興寺は、もともと現在の「ならまち」一帯が境内だったらしい広大な寺院。一揆や火災などによってだんだん衰退し、小さくなっていったらしい。
そのうちの江戸時代末期に焼失した五重塔跡(東塔跡)が現在の元興寺塔跡で、御霊神社の北側にあり、門前に『史跡 元興寺塔跡』の碑が立っていて、古びた山門をくぐると小さなお堂と塔跡の基壇と礎石がある。消失する前の五重塔は、現在の国宝の興福寺の五重塔よりも高い塔だったらしい。
歴史的な場所であるだけではなく、一方でここは、ならまちにある隠れた花の名所としても知られており、春には桜やチューリップの花など、秋には萩の花がなど、季節ごとの風景を楽しめる。
訪れたのは10月の下旬ということもあり、花を楽しむことはできず、建物等の見応えという意味では特に何もなかったのだが、狭く静かな空間にたたずんでいると、そこはかとなく奈良の歴史の流れの重みのようなものを感じさせる空気感があった。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2021/01/24
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