戦国時代の幕開けとなった城
- 3.0
- 旅行時期:2020/09(約4年前)
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by ゆっくさん(男性)
沼津 クチコミ:1件
車で訪れました。どこが駐車場かわからず、根古街道から奥に進める所まで進んだら、穂見神社まで辿り着きました。興国寺城跡は、国指定の史跡で、続100名城にも認定されています。根古街道が三の丸を横断しており、そこから二の丸を経て、穂見神社がある場所が本丸です。そして神社裏の高台が天守台址となっています。続100名城スタンプは神社横にBOXがあり、パンフレットと共に保管されています。
1487年に興国寺があった場所に、駿河今川家9代当主の氏親の家臣である伊勢新九郎盛時という人物が築城したのが始まりだそうです。その後、当主はころころ変わり、120年後の江戸時代に入った1607年に廃城となります。なお、この伊勢新九郎盛時が、後の北条早雲で、この城を足掛かりとして、戦国大名となり、後北条氏の祖となりました。
神社の隣には、初代当主の北条早雲と、最後の当主の徳川家康家臣の天野三郎兵衛康景の石碑が建っていました。
なお、穂見神社は由緒を読むと興国寺城と全く関係なく、安政の大地震時に収穫が減ったことから、五穀豊穣を祈願して、周辺の農民が、山梨県の高尾山穂見神社から農業神である「ウケモチ神」を分祀したとのことです。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 2.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2021/01/23
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