不遇の人を偲んで造られた公園
- 3.5
- 旅行時期:2020/11(約5年前)
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by はまちゃんさん(男性)
喜界島 クチコミ:37件
喜界空港から県道619号線を車で20分ほど、小野津集落を見渡せる高台に「ムチャ加那公園」があります。
奄美民謡「ムチャ加那節」の主人公、薩摩藩時代の女性・ムチャ加那を偲んで造られた公園です。
現地にある説明板には『薩摩藩時代、加計呂間島の生間にウラトミと言う美人がいた。薩摩から来た役人が島妻にしょうとしたがウラトミが拒み、怒った役人は生間に重い年貢を課すなど様々な締め付けをしてきたため、たまらずウラトミは小船で喜界島に逃げ、小野津で暮らし、結婚して生まれた娘のムチャ加那も美人であったため、友人の嫉妬にあい、非業の死を遂げた。』ということが書かれていています。
この話が事実かどうかは判りませんが、公園内にはウラトミの墓もあり、加計呂麻島の生間にはムチャ加那神社もあるので作り話とは思いたくありません。
ちなみに、私たちは数年前、奄美大島と加計呂麻島を旅行した際、奄美大島住用の青久集落にある“ムチャ加那の碑”を観て、加計呂麻島の生間集落にある“ムチャ加那神社”を参拝しました。「ムチャ加那節」に興味のある方は奄美大島と加計呂麻島を旅した時には観て回られることをおススメします。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
クチコミ投稿日:2021/01/13
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