金子みすゞファンは外せない観光コースです。
- 4.0
- 旅行時期:2020/10(約4年前)
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by リラクマさん(女性)
下関 クチコミ:107件
下関ゆかりの童謡作家金子みすゞの足跡を辿る「金子みすゞ詩の小径」があります。全長で1.6km、2時間あれば回れます。ここ下関観光情報センターの前が出発点です。各ポイント毎に金子みすゞの詩が掲示されています。まずは、ここの詩は「障子」です。下関に出てきて、高いビルディングを始めて見たのでしょうか。そこからの発想が、もう天才です。
お部屋の障子は、 ビルディング。
しろいきれいな石づくり、 空まで届く十ニ階。
お部屋のかずは、 四十八。
一つの部屋に蝿がゐて、 あとのお部屋はみんな空。
四十七間の部屋部屋へ、 誰がはいつてくるのやら。
ひとつひらいたあの窓を、 どんな子供がのぞくやら。
――窓はいつだか、すねたとき、指でわたしがあけた窓。
ひとり日永にながめてりや、
そこから見える青空が、 ちらりと影になりました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2020/12/27
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