肉も野菜もたっぷりで安くてうまい。しかし周辺にライバル店が多く続けて来店するほどでもない。

3.5
旅行時期：2020/11（約5年前）

by toshikunさん（男性）

堺クチコミ：96件

松原市を南北に貫く国道309号線だが、地元ではラーメン街道と呼ばれているようだ。大和川の南側から堺市との市境までの約6㎞の国道沿いに、天下一品、黒木製麺釈迦力雄、麺場田所商店、ふくちゃんラーメン、ラーメン藤、長浜ラーメン一番、河童ラーメン本舗などの専門店があり、また国道から遠くない場所に、この界隈で一番人気の綿麺や、三宅吉祥、ラーメン大和、たくちゃん、ずんどう屋なども居並んでいる。美原区に入ってからも、鹿児島ラーメン真琴、家系ラーメン町田商店、タイヨーラーメンがあるし、ラーメンも食べられる餃子の王将が二店舗ある。以前はよふく堂やラーメン恵比寿、ラーメンピノキオなどもあったが、いずれも生き残れずに閉店してしまった。今回は妹が黒木製麺釈迦力雄に行ってみたいというので、一緒に行ってみた。天下一品と隣り合っており、以前は根気どりという名古屋コーチンの店だった。あまり意識していなかったが、ここに開業して6年以上になるようだ。店の前と、南隣の吉野家との間にも広めの駐車場がある。309号線の東沿いにあるので、南行き車線からしか入れない。すぐ北の三宅新道交差点も、すぐ南の阿保二丁目交差点もＵターン禁止ではない。が、交通量が多いので矢印信号を待った方がよい。店に入ってすぐ左に食券の券売機がある。肉の量とか選べるはずなんだけど、そんなボタンないねと妹が言う。システムが良くわからないが、妹は「男の修行、醤油豚骨200ｇ800円」を、私は太麺は嫌いなので、「豚骨細麺780円)」を購入した。席に座ると注文方法が説明してあった。男の修行の場合は、まず麺の硬さカタめ、フツう、やわめ、ゲキやわの4種類から選ぶ。その後、野菜、お肉の枚数、背脂、刻みニンニク、うま辛脂について、フツウ、マシ、マシマシの三種類からそれぞれ選択する。豚骨細麺の場合は、麺の硬さをコナ落とし、ハリガネ、ＢＫ(バルカタ)、カタめ、フツう、やわめ、ゲキやわの7種類から選択する。続いてお肉の枚数、青ネギの量、もやしの量、刻みニンニク、うま辛味噌についてそれぞれ、ノーマル、マシ、マシマシの三種類から選択する。つまり、麺の硬さも含めると男の修行なら972通り、豚骨細麺なら1701通りの選択肢があることになる。私は麺をカタメ、その他はほぼマシマシにした。5分後に着丼、肉が三枚も入っていて食べ応えがある。野菜が多いのもうれしい。替え玉無料券がついているので、バリカタを指定して替え玉を貰った。780円でおなか一杯になりコスパが高い。ラーメンも旨い。しかし、妹が選んだ男の修行の太麺は旨くなかったらしい。今度は細麺にしようと言っていた。再訪の価値ありだが、周辺にライバル店が多いので、続けてここに来ようというほどでもない。