和楽備神社の名称は、18社の神社の合併の際、紛糾したため、地名の蕨の万葉仮名から命名したそうです。
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- 旅行時期:2020/11(約4年前)
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by さいたまさん(男性)
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蕨村の鎮守神社であった蕨八幡神社は、上の宮と呼ばれ、村社八幡社に列格され、国の管理を受ける立場でした。
しかしながら、和楽備神社の名称は、明治時代の18社の神社の合併の際、紛糾したため、地名の蕨の万葉仮名から命名したそうです。
「和楽備」の名称は、誰もが感ずる疑問ですが、明治政府の神仏分離政策と神社合併という国策に翻弄された結果のようです。
元来、蕨城主の渋沢氏の守り神だった当地の八幡神社の管理に当たっていた別当寺三学院が、明治政府から廃寺を命ぜられたため、貴重な記録が散逸し、仔細が不明です。
また、神社合体に際して、八幡神社のもとに属することを潔しとしない17神社を纏めるため、地名の蕨を万葉仮名として、合併にこぎつけたそうです。
八幡神社の本殿を、末社として、新たな和楽備神社の神体や本殿、他の施設を各17神社の本殿等を移設して、活用することで紛争を収めたようです。
これらの合意そして和楽備神社の整備のためには、大正時代までの期間を要したとのことです。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
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- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2020/11/27
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