絶品の鯵すし

4.0
旅行時期：2020/11（約5年前）

by beanbagさん（男性）

小田原クチコミ：1件

小田原城観光の昼食に訪れました。開店の11時ちょっと前に到着しましたが、すでに長い行列。宴会などの予約客も多いようで広い駐車場はあと２台しか空いていません。ギリギリ駐車できてラッキー！幸い食堂は広いので一度目の入店で入れました。あっという間に満席、その後も長い行列で、諦めて帰る客もいます。

明治26年（1893年）年創業の日本料理店。建物は関東大震災後に再建されてもので国の有形文化財です。終戦直後、一時小田原に移り住んだ妻の祖母と母がハレの日に食事したという老舗です。今回は孫を連れての訪問なので、我が家は通算５世代が利用したことになります。亡き義祖母と義母を偲んでの訪問です。

地魚の刺身や天丼が名物とのこと。大人3名+子供２名の私たちは、鯵すし（数量限定、時価。この日は1,700円）×2、おすし1,600円、天丼とおさしみのAセット2,200円、定食（天ぷら、うどん、干瓢巻）1,800円×2、みそ椀300円などを注文し楽しみました。とりわけ鯵すしが絶品、つるりと舌触りが良く、弾力があってふくよかな味です。鮪すき身太巻のおすしも美味しいです。天丼はタレがたっぷりかかってしっとりとした味、カリッと揚がった天ぷらを期待していた私には少し残念です。しかし、孫たちを含めみんな大満足。ゆっくり食事を楽しむことができました。

ベテランのホールスタッフの応対もそつが無く、さすが老舗の風格。「時価」にビビって鯵すしを２人前しか注文しなかったのが心残りです。再訪した際は思う存分味わいたいと思いました。