飛鳥時代の屋根瓦も見られます
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- 旅行時期:2020/11(約5年前)
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by ぷーちゃんさん(男性)
奈良市 クチコミ:112件
飛鳥時代に蘇我馬子が建立した日本で最初の寺院である法興寺を、平城京遷都に伴って名称を元興寺に改めたとされる寺です。奈良時代には、東大寺に次ぐ規模が大きい大寺院として、現在のならまち一帯が敷地だったそうですが、平安時代以降荒廃、その後、土一揆や大風により、現在の敷地は当時の三十分の一になってしまったとのことです。極楽堂の屋根の一部には、飛鳥から使用されていた日本最古の丸瓦が現在も置かれていて、太い部分を下に向けて、細い部分に次の瓦をのせていく行基葺きという珍しい形で造られています。境内に並ぶたくさんの石仏、法輪館内に展示されている国宝の五重小塔、重要文化財の曼荼羅や阿弥陀如来像、極楽堂の周囲を埋め尽くす萩の花など、見どころが多くある寺です。拝観料が安いのも嬉しかったです。
- 施設の満足度
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4.0
クチコミ投稿日:2020/11/21
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