東門院境内にあったそうだ。
- 5.0
- 旅行時期:2020/10(約5年前)
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by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん(非公開)
守山 クチコミ:37件
守山市守山、中山道沿いに天満宮はあった。社伝によれば平安時代中期の天徳3(959)年付近の東門院境内に鎮座したのが創建とされている。安土桃山時代の天文15(1546)年に近隣からの失火によって神祠宝庫とも焼失している。その後幾度の変遷を経て明治11(1878)年、現在地に菅原道真公の末裔である京都高辻家の邸宅内に建立されていた社殿と神宝を移し現在に至っている。
御祭神は菅原道真公であるが、右大臣であった菅公が藤原時平の讒言によって太宰府への流刑に処せられ、不遇のまま逝去した延喜3(903)年以降〝道真の祟り〟と恐れられた事象が多発したことから、天暦元(947)年京都北野社に祀られた時期にほぼ被っていることから、全国に残る〝天満宮〟と同様御祭神菅原道真公を勧請したことが創建に繋がっているのであろうと推測できる。事実官公の末裔である高辻家から寄進された神宝は道真所縁のものも少なくはなく、祭神の神像は菅公御賀の肖像と寛平6(894)年に菅公自らが刻んだ木像彫刻であると伝えられている。旧社格は村社であり、決して大きくはない天満宮ではあるが小さくても大規模な天満宮と同じものから構成されていることに気付いたのはちょっとびっくりした。往時では〝村の鎮守の神様〟として崇めたてられていたことも目に浮かぶようだった。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- 守山駅から徒歩10分程度。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 時期と時間によりけり。
- バリアフリー:
- 5.0
- 砂利敷きではあるが石畳があり歩きやすかった。
- 見ごたえ:
- 5.0
- コンパクトでも確かに天満宮であった。
クチコミ投稿日:2020/10/03
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