展示は川喜田半泥子の作品が中心
- 4.0
- 旅行時期:2019/11(約6年前)
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by たびたびさん(男性)
津 クチコミ:36件
石水博物館は、伊勢の豪商、川喜田家の旧蔵資料と十六代の川喜田半泥子の書画・焼き物を展示する施設。展示は川喜田半泥子の作品が中心で、単純に美術館といった方がイメージには合っていると思います。
ちなみに、この川喜田半泥子。百五銀行第六代頭取などの要職を務める傍ら書画を趣味とし、還暦近くになってから陶芸の世界へ。そういう意味だと素人なんでしょうが、中里無庵、荒川豊蔵、金重陶陽、三輪休和たちと交わったというのはそれなりの才能があったから。作品は技術的なところにちょっと甘さもなくはないのですが、それを超える感性の鋭さがあって、はっとさせられる。書画は若い頃から携わっていて、余裕というか落ち着きがありますが、半泥子の名前を高めたのはやっぱり後から始めた焼き物の方ですね。双方の作品から半泥子の足跡を想像できるのも楽しいと思います。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.0
- バリアフリー:
- 4.0
クチコミ投稿日:2020/09/14
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