打上調整池として造られた人造湖、貯水された水は分水嶺を越え三重用水に供給されるので「水嶺湖」と命名
- 3.5
- 旅行時期:2020/02(約4年前)
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by kasakayu6149さん(男性)
関ヶ原・垂井 クチコミ:3件
打上調整池は1989年(平成元年)竣工のゾーン型アースダムで、三重用水の打上貯水池として造られた人造湖です。
打上調整池は三重用水の最北端の貯水池でアドレス的には岐阜県となります。
三重用水は、鈴鹿山系の水を、三重県の桑名市などの北勢地方の水源として確保する利水事業で、最北端にある打上調整池は揖斐川水系牧田川の水を牧田川取水工で取水し、牧田川流域にに給水すると共に一定量を分水嶺を越えて中里ダムに導水し三重用水の水源とします
打上調整池は牧田川を直接堰き止めた訳では無く牧田取水口からの取水した水を貯めています。牧田川からはやや離れていますが、牧田川方面に開けた谷を塞いでアースダムを築きました。打上調整池の愛称は「水嶺湖」と言います。
この辺りの分水嶺はダム湖を少し南側に進んだあたり、本来はダム湖の水は北側に下り牧田川に流れますが、三重用水により一部の水は分水嶺を越え山向こうの中里ダムに導水されます。分水嶺を越える分水のための湖ということから「水嶺湖」と名付けられました
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- マイカー訪問での評価
- 景観:
- 4.0
- 山奥です
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 平日訪問での評価ですが空いています
クチコミ投稿日:2020/06/12
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