道の駅飛騨白山

周辺をドライブやツーリングする方々を対象とした背伸びしない施設構成は好感が持てます

4.0
旅行時期：2019/10（約5年前）

by kasakayu6149さん（男性）

白川郷クチコミ：15件

国道156号線沿いの道の駅です。国道156号線の荘川～白川郷間は東海北陸自動車道全通前は中京方面と北陸を結ぶ重要幹線でした。

此の道の駅は2008年4月開駅
2008年は飛騨トンネルが完成し東海北陸自動車道が全通し、名古屋方面から白川郷へのアクセスが大きく向上した年、即ち名古屋方面からのアクセスが高速道路となったため、この辺りの交通量が激減した年でもあります。
かつては観光バスで賑わったルートも今は廃れ、営業を休止したドライブインが増える事を見越して新たなる休憩施設として開設したのでしょうか？

観光バスが激減する事を見越してか、全体的にコンパクトな造りの道の駅です。但し豪雪地帯なので雪捨て場スペース等を鑑み駐車場は広大です。新たなる村興しも兼ねているのでしょう、隣接して日帰り入浴施設「しらみずの湯」があります。
売店も非常にコンパクトですが、無理に背伸びしないのが好感を持てます。情報コーナーには、近くの大白川で発見された草食恐竜イグアノドンの足跡化石レプリカが展示してあります、そう言えば隣接する福井県て恐竜の化石が結構発見されているんでしたっけ？

高速道路の開通により周辺交通が激減する事が分かっている中で開設された。ある意味「負を背負う」事を宿命づけられた道の駅です。しかし逆を考えれば過度に観光バス等の来場に期待をせず。周辺をドライブやツーリングする方々を対象とした背伸びしない施設構成は好感が持てます。
御母衣湖周辺は道路がタイトで大型車には不向きで、観光バスは激減したでしょうがマイカーやツーリングには良い道ですもの