現存部分は少ないですが価値を見出せる方にはお勧め
- 4.0
- 旅行時期:2020/01(約6年前)
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by mikuwankoさん(男性)
耶馬溪・中津・玖珠 クチコミ:29件
菊池寛の小説『恩讐の彼方に』の舞台となった場所です。禅海和尚と石工たちが30年もの長きにわたって鑿と槌だけで手掘りで造ったトンネルです。火山砕屑岩という大変脆い岩質の場所に造られているのでかなりの部分が崩落しており、現存部分はわずかです。そのため、単に有名な観光名所だから訪れたという人には、価値を見出せないかと思いますが、歴史的な背景や文化財といったものに興味をお持ちの方は、方向を誤って掘り進めてしまった箇所や初めて付けられた明り取りの窓などの現存部を見るだけでも、当時の苦労を十分に偲ぶことができたり、価値を見出すことができるかと思います。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2020/05/04
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