明治の元勲の一人西園寺公望の静岡県清水市興津町に建っていた別邸
- 4.5
- 旅行時期:2019/12(約6年前)
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by ぬいぬいさん(男性)
犬山 クチコミ:57件
明治の元勲の一人西園寺公望の静岡県清水市興津町に建っていた別邸
「坐漁荘」は、1919年(大正8年)、70歳になり政治の第一線を退いた西園寺公望が老後の住みかとして建てた京風の純和風建築の別荘です。
一見素朴で質素な作りに見えますが、木材は上質で、外壁はヒノキの皮で葺かれています。
「坐漁荘」は「なにもせず、のんびり坐って魚をとって過ごす」という意味がこめられていたそう。
でも、元老だった西園寺のもとには引退後も、大正末期から戦前まで、政変の度に静岡の片田舎の漁師町興津に特急列車を臨時停車させて、天皇の使者が「坐漁荘」を訪れ、後継首班人選の下問が伝達されていたそうです。
当時の日本政界の中枢人物による興津の坐漁荘詣でも頻繁に行われたそうです。
私が以前東海道を歩いていた際に立ち寄った興津にあった坐漁荘は、明治村に移築した本物を復元したレプリカでした。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2020/03/10
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