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上の橋の擬宝珠

名所・史跡

上の橋の擬宝珠 施設情報・クチコミに戻る

銘に注目

  • 3.0
  • 旅行時期:2019/05(約7年前)
mikuwankoさん

by mikuwankoさん(男性)

盛岡 クチコミ:4件

盛岡藩二代藩主 南部利直が1609年に盛岡城の東に流れる中津川に上の橋を架橋させました。その際に欄干に取り付けた擬宝珠が1945年に重要美術品に指定され、現在も上の橋に残っています。木製の欄干に取り付けられていますが、欄干の木材は後世のもので当時のものではありません。擬宝珠には文字が刻まれており、竣工した時期の「慶長十四 己酉年 十月吉日」に続いて「中津川上之橋」とありました。注目したいのは最後に刻まれている銘で「源朝臣 利直」とありました。南部氏は甲斐・武田氏と同様に清和源氏の新羅三郎義光を先祖に持つので、源姓で刻みたかったのでしょうね。ちなみに、擬宝珠を一個一個よく見ていくと「慶長十六 辛亥年 六月  中津川中之橋  源朝臣 利直」と刻まれた中の橋の擬宝珠も混じって取り付けられています。

施設の満足度

3.0

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
2.0
人混みの少なさ:
2.0
見ごたえ:
3.0

クチコミ投稿日:2020/03/07

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