岩手軽便鉄道花巻駅跡

小さな石碑から紐解かれる歴史

3.0
旅行時期：2020/01（約4年前）

花巻クチコミ：11件

花巻駅を出て右手に少し行った広小路の端に小さな石塔と解説看板が立っています。
今でこそＪＲ釜石線ですが、1936年までは岩手軽便鉄道という私鉄で、戦時体制の下、国有化され、現在に至っているとのことです。
岩手軽便鉄道花巻駅跡は、花巻駅を出て右手、この広小路になっているような場所にあったそうです。
そう聞くと、私鉄で、別に駅舎があったのだな…と思うだけですが、実は岩手軽便鉄道は、現在の釜石線とは逆方向に進み、花巻城址のある辺りを通り、北上川の畔に出て、似内駅に至るルートをとっていたようです。
現在も一部、道路になるなどしてその痕跡を辿れそうなので、廃線ファンなど、この小さな石碑をきっかけに花巻観光の一プランとしてみてはいかがでしょうか。
途中には、花巻城址や宮沢賢治のイギリス海岸などの見所があります。