杜の都のお伊勢さま
- 4.0
- 旅行時期:2020/02(約6年前)
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by 毛利慎太朗さん(男性)
仙台 クチコミ:49件
2月1日(土)、3度目の参拝。
参道には花をつけた桜がちらほら、多分カンザクラの一種だろう。
今冬は暖冬と騒がれ、この桜もいくぶんか早く咲いてしまったのだろうか。
青銅の鳥居をくぐって、まず目につくのが灯りをともすところがない常夜灯。
東日本大震災で上部が落ちたものと思われ、震災の傷跡の深さをものがたっている。
御社殿自体も被災し、平成25年(2013)に震災復興工事が完了したばかりである。
その先を通って、太鼓橋を渡ると装飾もないシンプルな手水舎があるのだが、人が近づくとセンサーで水が流れるハイテクな仕掛である。
大国魂神社の、御朱印のレシート番号札同様、神々や神社の世界も温故知新、そんなことを感じた次第。
さて、肝心要の参拝を致しに拝殿へ向かうとしよう。
千木が内削ぎ、鰹木6本。
賽銭箱付近の雨除けが延びてきてはいるものの、皇大神宮を思わせる見事な神明造。
白石神明社は賽銭箱付近に切妻屋根の雨除けがあるので、同じ神明造でも雨除けひとつで印象が変わるものだ。
最後に絵馬、おみくじ、御朱印を求め、拝殿向かって左授与所へ。
第一に絵馬は5種類のなかから桜岡大神宮にちなみ、満開の桜があしらわれたもの(500円)を選び、仕事の上達と職場安全への願いをこめた。
その他には当り矢がデザインされたものがあった。
絵馬の相場としては榴岡天満宮と同程度で、大崎八幡宮のベガルタ絵馬800円よりかは安い。
まあ、中尊寺が300円だけども、立地を考えると致し方なし。
第二におみくじは100円から300円のものが5種類あり、そのなかからお土産にちょうど良さそうなの張り子みくじ(300円)をひく。
招き猫(金、白、ピンク)と、ふくろうのかわいい張り子があったが、ピンクにしてみた。
結果は末吉、「一足とびにことをなそうとすると見誤る」とのこと。
今仕事で、F難度の部品を折って、いずれは検査もしなければならないので、落ち着いて慎重に取り組みたいものだなあ。
大器晩成ということかな。
第三に御朱印について。
御朱印帳に直書きしてもらえるのは1種類しかないが、ほかには書き置きの期間限定御朱印もあり、一日祭(300円)と節分会(500円・両開き)の御朱印を頂いた。
頂いた2つとも墨書きがコピーで、見劣り感も否めないが、限定御朱印を発行していただいているだけ有り難く、季節感を感じていいものだ。
使っている紙も御朱印帳の素材と同じ、上等な奉書紙だし。
どうしても期間限定の御朱印を直書きしていただきたいというのなら、泉区の二柱神社はそうなので、参考にしていただきたい。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- 大町西公園すぐ
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 参拝客は案外いた。
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.0
- 神明造で正統派の女神の造り。
クチコミ投稿日:2020/02/02
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