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毛越寺

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1月20日に二十日夜祭

  • 4.0
  • 旅行時期:2020/01(約6年前)
しそまきりんごさん

by しそまきりんごさん(男性)

平泉 クチコミ:11件

平安絵巻さながらの曲水の宴、あやめ祭り、藤原まつりなど年中行事が行われますが、毎年1月20日には二十日夜祭が行われます。
二十日夜祭の内容は、常行堂での法要、平泉駅前から常行堂までの裸参り、蘇民袋争奪戦、餅撒き、延年の舞です。
裸参り、蘇民袋の奪い合いなどの蘇民祭は、同地方では黒石寺のものが有名ですが、毛越寺では明治時代に同寺から導入したそうです。
延年の舞は、毛越寺が神社だったら神楽とするところを、寺なので延年の舞としているとの解説がありました。

【2020年のスケジュール例】(毎年、だいたいこのスケジュール)
15時 献膳式
16時 前夜作法(約2時間)(常行堂内)
16時30分 境内無料開放開始
18時 後夜作法(約1時間)(常行堂内)
19時20分頃 献膳行列(裸参り)出発(平泉駅前)
20時頃 献膳行列到着・蘇民袋奪い合い(常行堂前)
21時 延年の舞(常行堂内)
24時頃 終了

当日、16時30分から、通常¥500円の拝観料が無料のなるのがポイントですが、境内は暗くなっていて、風光明媚な大泉が池も真っ暗でよく鑑賞できず、実質、行事を鑑賞するのには良いといった程度です。

お祭りの鑑賞は、温かい恰好で訪れるのがポイントです。
境内に松明が焚かれますが、19時20分の献膳行列が始まる頃からようやく点火される上、広い境内のピンポイントでしか温まることができません。
常行堂で行われる前夜、後夜作法はいずれもお経を読み上げる法要で、扉を取り払われて外気温と同じ環境の堂内の桟敷席で鑑賞します。
同会場で行われる延年の舞も同様で、寒中で体を動かさずにじっとしているのは思いのほか、体が冷えます。
暖房はあっても奥の方で、勿論、床暖房なんかありません。
厚着をしても冷たさが浸透してくるので、電熱ジャケット、電熱ズボン、電熱靴下などがとても効果を発揮しました。
安価にカイロをたくさん忍ばせていってもよいでしょう。

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
4.0
人混みの少なさ:
4.0
バリアフリー:
3.5
見ごたえ:
4.0
1月20日の二十日夜祭では更に見応えが増しました

クチコミ投稿日:2020/01/28

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