見ごたえがあるのは鬼行列とそれに続くだんじり巡行

5.0
旅行時期：2019/10（約6年前）

by たびたびさん（男性）

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上野天神祭は、平成28年、ユネスコ無形文化遺産に登録された「山・鉾・屋台行事」33件のうちの一つ。祭りの行列は、神輿行列、鬼行列、だんじり行列と続きますが、見ごたえがあるのは鬼行列とそれに続くだんじり巡行。藤堂高虎が息子の目の病を治すために市街の一角にあった修験者の寺院に願掛けをしたのが始まりという説があって、そのためにその寺院があった三之町が鬼行列を担当する鬼町となったのではないか。だんじりは、それに対抗する形で本町・二之町の町衆が始めたのではないかといった話も聞きました。つまり、祭りとしては、鬼行列が最初なんですね。
鬼行列の主役は、役行者と源為朝。いずれも鬼を退治したヒーローです。ただ、人気があるのはひょろつき鬼。重い鐘を持った鬼がその重さにひょろつくという姿が面白い。観衆の方にもたれかかってきたりしての大サービスも大うけです。
また、だんじりは祇園祭と似た感じ。屋台の豪華さとお囃子で華麗な姿を誇ります。