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博物館 明治村

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名古屋鎮台附属病院でした。

  • 5.0
  • 旅行時期:2019/07(約6年前)
たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん

by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん(非公開)

犬山 クチコミ:6件

明治初期に陸軍が反乱鎮圧と対外防衛のために6つの〝鎮台〟を配置しており、明治6(1873)年に名古屋鎮台が置かれています。名古屋鎮台開設時に病院も開設はされてはいるもののあくまで仮設建物での業務にとどまり、後に明治9(1876)年に起工、明治11(1878)年に一般病棟が竣工し医療業務が開始されています。

当初は名古屋鎮台附属病院としていたが、明治21(1888)年に名古屋衛戍(えいじゅ)病院と改称されている。その後長期に渡って陸軍病院として利用されていたが第二次世界大戦後に一時的なアメリカ軍による接収を経て昭和21(1946)年から昭和30(1955)年まで国立名古屋病院として使われた後、新病棟の開設とともに役目を終え昭和37(1962)年に残されていた建物が明治村にやってきました。

木造漆喰壁下見張屋根瓦葺きの建物の設計は陸軍工兵隊によるものですが、開設以前に陸軍軍医部によって定められていた〝鎮台病院一般の解〟を参考にして設計されているほか、設計や施工の際にも軍医部やフランス軍事顧問団からの助言なども反映されたものになっています。

明治村では外科病棟が移築復元されて現在に至っています。陸軍病院であったものというよりもは文明開化の影響を受けた建物のように見え、やはり外国の芸術文化が取り入れられていることが分かります。

全く陸軍病院と同じように復元された訳ではありませんが、空襲を掻い潜って現在に至っている建物にそのロマンめいたものを感じました。

施設の満足度

5.0

利用した際の同行者:
家族旅行
アクセス:
5.0
村内バス停からすぐ。
人混みの少なさ:
5.0
時期と時間によりけりです。
バリアフリー:
3.0
階段と段差があります。
見ごたえ:
5.0
元陸軍病院という印象はありません。

クチコミ投稿日:2019/10/09

いいね!:10

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