浅茅ヶ原の鬼婆が身投げしたという伝説で有名な池
- 3.0
- 旅行時期:2019/06(約7年前)
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by ワンダラーさん(男性)
浅草 クチコミ:52件
二天門通りの産業貿易センターの東側が台東区立の花川戸公園で、ここは昔は姥ケ池という大きな池があったが、明治期に埋め立てられたといいます。
姥ケ池には伝説があり、浅茅ヶ原の鬼婆(あさぢがはらのおにばば)とか、一つ家の鬼婆(ひとつやのおにばば)とか言われています。
老婆が旅人を泊めると見せかけ、寝床を襲って石枕で頭を叩き割って殺害を999人も繰り返し、金品を奪っていたという話です。
しかし、ある日、ひとり旅の稚児が宿を借り、老婆は躊躇することなく、稚児の頭を石で叩き割ったが、亡骸をよく見ると、それは自分の娘だった。娘は稚児に変装して身代わりとなり、自分の命をもって老婆の行いを咎めようとしたという怖い話です。
その後は、観音菩薩が娘の亡骸を抱いて消えた後、この老婆が姥ケ池に身を投げたという結末もあるそうです。
姥ケ池はほんの水たまりのような痕跡だけ保存され、石碑と、東京都教育委員会の説明板が建っています。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2019/08/29
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