車窓からは津軽そのものです! ~ 津軽鉄道
- 3.5
- 旅行時期:2019/06(約7年前)
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by 機乗の空論さん(男性)
五所川原 クチコミ:3件
津軽平野のド真中、五所川原から津軽中里までのわずか20.7kmに12駅を配し、金木駅を含む3駅のみが有人駅で他は全て無人駅ばかりを、47分も掛けて走る低速なローカル線が「津軽鉄道」で、津軽の冬の風物詩「ストーブ列車」は有名です。
津軽五所川原駅ホームとJR五所川原駅・ホームとは跨線橋で繋がれているので便利ですが、昇り降りが階段のみの為にご年配や足腰のご不自由な方にはちょっと厳しいです?…、
観光客も多いのでやはりエレベーターは必要不可欠かも知れません。
JR線の列車とは常に発着時間を合わせた時刻・ダイヤを組んでいるので便利です、その際に津軽鉄道の乗車券を持っていなくても車内で車掌から購入出来るので利便性も発揮してます。
今回津鉄(津軽鉄道)乗車するのは実に40年ぶりで、楽しみの一つにしていました~、津鉄のホームに降りると1両のオレンジカラーの明るい気動車にびっくり!…、昔のような旧国鉄のお下がり客車かキハ20形気動車だと思っていたので、津鉄も随分と様変わりしたもんだなぁ?~、おまけに「走れメロス」と愛称まで付いてるんですね!。
オレンジカラーに緑の帯が入った津軽21形気動車は全国で見掛ける新潟鐵工所製の軽快気動車シリーズをベースにした冷暖房付きの快適車両とはね~、弘南鉄道とは違うんだ。
車内はほぼ満席状態でその大半が観光客ばかり~、車内では”太宰治生誕110年”キャンペーンのPOPが飾られ、トレイン・アテンダントによる乗車案内や観光案内に車内販売まであるのには少々驚きました…。
しかし、大半が観光客ばかりなので皆さんノリが好くてちょっとした修学旅行気分で楽しかったですね~。
もちろん車掌による検札もありましたが、やはり車内販売に頑張ってました…、鉄っちゃんの心を擽る様な津鉄オリジナルグッズを今だけ販売!、ここだけ販売のおまけ付き!、なんて営業トークも上々で企業努力が伺えますね~、本当に偉い!。
約25分で中間の金木駅に着きます~、ここは太宰治の生家”斜陽館”が在ることで有名なところ。また、唯一上下線の列車交換が出来る駅なのでここで乗り換えをし五所川原へ戻ります。
個人的で恐縮なんですが~、太宰の作品は好きではないので斜陽館も興味が無いのです。
五所川原に着いてからは暫くホームで留置されている往年の車両達を見学させて頂きました。
ストーブ列車のオハフ33系客車は現役、見るも無様に朽ち果てたキハ20形気動車や1200形客車にオハ46系客車は痛々しく思えるほど哀れでした…、何とか鉄道資料館のようなところで車両達に安住の地を提供出来ないのもでしょうか?、例えば有志達で募金を集めてみるとか考えてほしいですね。
- 施設の満足度
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3.5
- コストパフォーマンス:
- 2.0
- 普通運賃は驚くほど高い!?… ここは津軽フリーパスで
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 大半は観光客ばかりでビックリ!?…
- バリアフリー:
- 2.0
- 跨線橋の階段はネックかも知れません?…
- 乗り場へのアクセス:
- 3.0
- JR五所川原駅とは跨線橋で結ばれているので便利!
- 車窓:
- 4.0
- 津軽平野をのんびりと低速で走ります~
クチコミ投稿日:2019/08/12
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