知覧特攻平和会館
- 5.0
- 旅行時期:2019/03(約7年前)
-
-
by とべひよこさん(女性)
知覧・南さつま・日置 クチコミ:1件
第二次世界大戦の時に編成されました。大日本帝国陸軍航空隊に関する資料が展示されています。写真・遺書・遺品など1500点、特攻隊員遺影1036枚。館長根津忠正さんが集められたものです。
零式艦上戦闘機五二型丙(実機)四式戦闘機 疾風Ⅰ型甲(実機)一式戦闘機 隼(レプリカ)。日本国内で唯一現存する三式戦闘機 飛燕Ⅱ型は、2018年から各務原航空科学博物館に展示となっています。1941年に飛行場が完成。ただちに大刀流陸軍飛行学校の分教場になり戦争突入となった1942年に78人が初入隊。1944年から以降陸軍航空隊の戦術が艦船への体当たりを柱とするものに転換され、辰武隊と名づけられた特攻隊が出撃するようになりました。
戦艦大和の最後となる坊ノ岬沖海戦では一度の戦いで最大級となる陸・海・空合わせて300機の出撃の一翼を担った中に彼らもいました。
まさに人の命をもっての戦術です。上層部はもう勝つ見込みもないのにこのような惨い戦術を考えたのです。兵器・食料など比較にならないお粗末なにほんの現状を認めたくないという一念からの蛮行です。皆さんも隊員たちがにこやかに笑って映っている写真をご覧になった方も多いと思いますが、これは心からの笑顔ではありません。自分を心配してくれている家族らへの思いやりの笑顔です。
戦争は絶対にしてはならないです。今私たちがこうして暮らしておられるのはこのような沢山の兵隊さんの犠牲があってのことです。これを忘れてはいけません。
16歳で特攻隊となって散っていった命があることを覚えていてください。小さいお子さんでも幼稚園ぐらいからなら説明をしてあげれば理解してくれると思います。実際、幼稚園ぐらいの子供を割とたくさん見ました。
- 施設の満足度
-
5.0
- 利用した際の同行者:
- その他
- アクセス:
- 5.0
- ここは是非年齢に関係なく訪れいただきたいところです。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 自筆の遺書、若い隊員の写真を見て感じてください
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- ここは人が多いと思いますが、そんなこと気にもならないです。
- 展示内容:
- 5.0
- 今の自分たちが何をしなければならなのかがわかると思います。
- バリアフリー:
- 5.0
- 会館は段差なしです。ゆっくり見学してください。
クチコミ投稿日:2019/07/27
いいね!:4票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する