西国14番札所・広大な山内に多くの堂宇、見所が点在
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- 旅行時期:2019/06(約7年前)
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by DoubleO7さん(男性)
大津 クチコミ:6件
今年3回目の西国三十三所巡り旅の初日は10番三室戸寺の後、14番三井寺を参拝しました。大変大きなお寺です。仁王門を入りすぐ右手にある優雅な趣も感じる釈迦堂を参拝し、深い木立の参道の奥の石段を上り金堂に参拝します。豊臣秀吉の正室北政所によって再建された金堂は大変大きなお堂で威容を感じます。御本尊の弥勒菩薩は秘仏ですが左脇陣、後陣、右脇陣と回って大黒天半跏像、愛染明王、毘沙門天、地蔵菩薩、尊星王像、不動明王、大日如来、釈迦如来などの諸仏を厳粛な雰囲気の中、間近に拝むことができます。金堂の左手前に鐘楼があります。梵鐘は「三井の晩鐘」として知られています。参拝中、何度か鐘の音を耳にしましたが荘厳な音色と長い余韻が印象的でした。金堂の左側(西)奥に接して閼伽井屋があり霊泉は天智・天武・持統天皇の産湯に使われ三井寺の名前の由来になっています。金堂の左側(西)奥の一段高いところに霊鐘堂があり中に弁慶の引摺鐘と弁慶の汁鍋があります。更に順路に従って進んで行くと巨大な回転式の八角輪蔵のある一切経蔵、凛とした雰囲気の唐院(三重塔、灌頂堂、護摩堂、大師堂)があります。文化財収蔵庫を拝観し、参道を進み石段を上り切った高台に西国第十四番札所の観音堂があります。大変立派なお堂です。御本尊の如意輪観音は秘仏でお前立に有難く参拝しました。観音堂から更に石段を上ると展望台があり観音堂、大津の町並み、琵琶湖が望め見事な眺めです。三井寺は広大な山内に多くの堂宇が点在し茶店での休憩(力餅、美味、お薦め)も含め参拝に2時間20分掛かりました。季節を変えじっくりと再訪したいお寺です。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
クチコミ投稿日:2019/06/30
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