絶景続きの魅力的な山

5.0
旅行時期：2019/06（約7年前）

by amstrobryさん（非公開）

蔵王温泉クチコミ：13件

山形県と宮城県にまたがる連峰で日本百名山。最高峰は山形県の熊野岳で標高1841メートル。
今回は山形空港から空港ライナーで山麓ロープウェイにアクセス。ロープウェイを乗り継ぎ、地蔵山頂駅へ。そこから三宝荒神山（1703メートル）を往復ののち、地蔵山（1736メートル）、熊野岳（1841メートル）、刈田岳（1758メートル）まで進み、復路はいろは沼を経由し、ロープウェイ山麓線に乗車し下山した。
ロープウェイで森林限界を越え、火山性の山であるため眺望はとても良い。山頂付近に登りはあるものの距離はなく、基本的に稜線歩きのためほとんど苦にならなかった。熊野岳への登りは岩場が特徴。刈田岳の途中の登山道からは蔵王のシンボルといっても良いお釜も絶景だった。
復路でいろは沼を見たかったのでロープウェイ山頂線は片道利用としたが、ワサ小屋跡付近の分岐序盤からコースの崩落個所がありやや危険なところもあり。序盤は眺めが良いが、やがて樹林帯に突入。いろは沼の手前に腰ほどの高さのササをかき分ける区間有。いろは沼周辺の湿地帯はきれいだったが、観松平付近のスキー場でコースを見失った。幸いロープウェイ駅が見えており、スキー場も草深くなかったのでそのまま下った。
百名山の中でも比較的歩きやすいコースで眺めも良く、梅雨の合間の晴れの日に来てよかったと感じた。