都内に現存している石塔の中で古い時代の石塔に分類されています!
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- 旅行時期:2017/06(約9年前)
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by hiroさん(男性)
浅草 クチコミ:35件
『六地蔵石灯籠』は、小松石で造られた高さがおよそ235センチメートルあり、六角柱の龕部それぞれの面に地蔵尊が彫られている石幢(石塔)です。
数多くの文献で『六地蔵石灯籠』が取り上げられていますが、江戸時代後期の第11代将軍「徳川家斉」の時代である1834年(天保5年)から1836年(天保7年)に刊行された「江戸名所図会」(全七巻・20冊)の中で「巻之六 開陽之部」に『六地蔵石灯籠』についての記述があり、「雷門 (風雷神門)」の東側となる吾妻橋のたもと付近の花川戸町・馬駕籠立て場のあたりに『六地蔵石灯籠』があったことがうかがわれます。
「江戸名所図会」が刊行された当時から『六地蔵石灯籠』の竿石に刻まわている文字が風化や火災の影響などによる剥落もあり鮮明に読み取れず建立された詳細な年代について不明とされています。
伝承によると平安時代後期の1146年(久安2年)、1150年(久安6年)に「源義朝」が「浅草寺」を参詣した際に重臣の「鎌田兵衛尉政清」により建立されたという説、あるいは室町時代(南北朝時代)の1368年(応安元年)に建立されたという説もありますが、いずれの説にしても都内に現存している石塔の中で古い時代の石塔に分類されています。
1890年(明治23年)になると『六地蔵石灯籠』は、道路拡幅などの区画整理に伴い「浅草寺」境内の本堂東側となる現在の「影向堂(ようごうどう)」前に移設が行われています。
また、1924年(大正13年)には、「東京都指定旧跡」の仮指定を受け、1955年(昭和30年)になると正式に「東京都指定旧跡」の指定を受けています。
現在の『六地蔵石灯籠』は、石塔の風化防止対策が施されており六角形の屋根付き囲いの中に納められています。
囲いの中に納められている『六地蔵石灯籠』を覗いてみると歴史の古さを感じさせられますが、東京都教育委員会により設置されている『六地蔵石灯籠』に関する掲示板の日本語と英語による説明文の中で日本語の説明文を読んでみると西暦年に誤りがあり少し気になりました・・・
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
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- 浅草寺境内・本堂東側、影向堂前にあります。
- 人混みの少なさ:
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- バリアフリー:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.0
- 風化防止対策が施され六角形の屋根付き囲いの中に納められています。
クチコミ投稿日:2019/04/08
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