建物は美しい、でも博物館みたい
- 3.0
- 旅行時期:2018/10(約7年前)
-
-
by amaroさん(男性)
奈良市 クチコミ:18件
2018年秋、一般公開間もない奈良・興福寺の中金堂を見てきました。1717年に焼失して以来、約300年ぶりの再建。建物はとても美しいです。朱塗りの柱がとても鮮やかです。中に入ると、中央に本尊の釈迦如来像、その左右をいずれも重文の薬王・薬上菩薩像がかため、四方には、旧南円堂所在の四天王像が安置されていました。これだけ立派な仏像がずらり並ぶと「すごいな」という気持ちになりました。もっとも外に出て考えると不思議な感覚に。というのも、室内は白壁で、一連の仏像は白い台の上に乗っているのです。言葉は悪いけど、みーんなむき出し。まるで国宝館や博物館に展示されている仏像を見たような気分になりました。落慶したばかりの現在はともかく、今後、いわゆる本堂的な機能は果たせるのかなとも思いました。かつてからそうなっていたのか。余計なお世話かもしれないけど。
- 施設の満足度
-
3.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
クチコミ投稿日:2019/02/25
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する