秀逸な乗り心地と、上品かつ責任感あるアナウンスが気持ちいい
- 4.0
- 旅行時期:2019/01(約7年前)
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by toshikunさん(男性)
心斎橋・淀屋橋 クチコミ:7件
京阪特急は、大阪淀屋橋と京都出町柳を結ぶ特急列車である。私が子供のころは、淀屋橋と京都三条を結び、テレビが見られるテレビカーとして有名だった。昔から京阪特急はハイバックシートを採用しており、くねくねとよく曲がる路線と相まって、良く寝られる電車との印象が強い。現在は主に、上が赤、下が黄色で中央に金色の帯が入ったツートンカラー8000系の車両が使用されている。8000系はデビュー当時は上が黄色、下が赤と現在と反対の塗装がされていた。8000系は「エレガントサルーン」の名称が与えられており、中央に二階建て車両のダブルデッカーを連結している。また、最近では6号車に1両だけ有料のプレミアムカーを連結している。すべての車両はハイバックの転換クロスシート仕様となっているが、車両両端にはロングシートの優先席が両側に6席ずつ設定されている。ロングシートとは言っても、個別シートとなっていて、頭の両側に出っ張りがあって凭れることのできるハイバックシートである。ドアは片開きの幅広ドアとなっている。ドア付近のシート端末には折り畳みの補助いすが設けられているが、混雑時には使用できないし、使用できる時でも駅に到着すると一旦立ち上がるように要請するアナウンスが流れる。8000系は発進や停車も非常にスムーズで、ハイバックシートの座り心地も秀逸だし、乗車時間も短いので、金を払ってまでプレミアムカーに乗る必要を私は感じない。車内広告が一切ないのも気分がいい。8000系の他に、上が緑、下が白の3000系も特急として使用されている。電車発車時にホームのアナウンスは、「扉が閉まります。ご注意ください」と受動的に言うが、車掌のアナウンスは「扉を閉めます」と言うし、駅に到着した時も車掌は「左側の扉を開けます。ご注意ください。」と能動的なアナウンスを行うのが、責任の所在を明確にしていて気分がいい。
- 施設の満足度
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4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 大阪-京都間はJRより安い
- 人混みの少なさ:
- 2.5
- 何時も結構混雑している
- バリアフリー:
- 4.0
- エレベータやエスカレータが多く設定されている
- 乗り場へのアクセス:
- 4.0
- 京橋駅では三階ホーム直通エスカレータもある
- 車窓:
- 4.0
クチコミ投稿日:2019/01/22
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