大陸への夢と絶望の出発点ですね
- 4.0
- 旅行時期:2018/06(約8年前)
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by T04さん(非公開)
門司・関門海峡 クチコミ:38件
遼東半島の先端にあった旅順港と、そのすぐ東側にあった大連港はロシアが清国から租借していた場所で、日露戦争に勝利した日本がロシアから租借権を継承した港湾です。とりわけ大連港は満洲の玄関口で、門司港との間には定期船として日満連絡船が就航され、満洲が夢と希望の地であった歴史を思い出しました。ただ同時に、多くの兵隊さんにとって祖国見納めの場所であったことも忘れてはいけませんね。ともかく、そんな時代の建屋が完成時の姿に復原され、館内に立ち入ることができるなど、まるでタイムスリップしたようです。1階エントランスホールには大連の紹介や船舶模型などと共に、レトロな旅行かばんや連絡船の食事メニューなども展示され、この時代を世相・雰囲気も感じることができました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 門司港駅から港沿いを散歩がてらに向かいました
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 観光客の多い門司港レト地区からすこし離れた場所ゆえ、静かでした
- 見ごたえ:
- 4.5
- 日本が大陸に夢を馳せ、そして絶望した時代が目の前に広がります
クチコミ投稿日:2018/12/24
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