紅葉の湖南三山・堂内の諸仏には圧倒されます
- 4.5
- 旅行時期:2018/11(約7年前)
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by DoubleO7さん(男性)
甲賀 クチコミ:3件
滋賀の古刹を巡る一泊二日のツアーの初日11月19日は湖南三山巡りです。長寿寺、常楽寺に続き善水寺を参拝しました。国宝の本堂は南北朝時代、貞治五年(1366年)の再建、木造入母屋造桧皮葺でどっしりとした構えで風格があります。宮殿風の趣があり優雅さも漂わせています。屋根の反りが大変美しく印象的です。長寿寺、常楽寺と同様に境内の紅葉が見事です。堂内で御住職のお話、お寺の歴史、由緒、桓武天皇が病気になった際、最澄がこのお寺の霊水を献上したところたちどころに回復したことから善水寺の寺名を与えられた等を興味深く伺いました。堂内で目を引くのは両脇に立つ仁王像です。3mを越える巨大な像で力強く足を広げる姿は迫力満点です。元々安置されていた仁王門は1953年の大雨により流失したものの、仁王像はそれ以前に本堂に移されていたため無事難を逃れたということです。法話の後、内陣に入り諸仏を拝みました。秘仏である御本尊の薬師如来の両脇に梵天・帝釈天・四天王・十二神将がずらりと並ぶ様はまさに圧巻です。裏側にも諸仏が並びますが不動明王の形相が印象的でした。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
クチコミ投稿日:2018/11/26
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