石碑を見て梅園の観方が変わってきました
- 3.5
- 旅行時期:2018/10(約7年前)
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by 風来坊之介さん(男性)
御茶ノ水・本郷 クチコミ:155件
秋晴れの気持ち良い日だったので文京区湯島3丁目にある湯島天満宮を訪ねた折、境内に数多くの記念碑があるので回ってみることにし、その一つが梅園の中に建つこの梅園建設碑です。
数年前梅まつりに来たこともあるが、その折は梅花や人混みに気を取られていたためでしょう見逃し、今回この石碑があるのに気が付いた次第です。
昭和48年12月付のこの石碑は、縦書きの「梅園建設碑」の右横に「返り咲く 湯嶋の白梅」と彫られ、その下に、湯島神社 (今は湯島天満宮) 境内に梅樹が植えれらた由来が刻まれ、概要だが
明治大正両時代は、立派な梅樹の神苑であったが、第二次世界大戦後いつか雑木に植えかえられ荒廃していた。
それを、昭和30年11月より約3年半に亘り、氏子を初め多くの関係者が、日夜に及ぶ勤労奉仕作業により近郷より梅の古木を探し譲り受けて移植し湯島神社梅園建設の基となり、
今日湯島の梅園として東京の名所となる。
とのこと。
この素晴らしい梅園は、氏子を初めとした関係者の長年に亘る勤労奉仕作業の賜物であることが分かると、今まで漠然と観ていたのが、申し訳なくなってきたところです。
今も、その勤労奉仕作業は続けていることでしょうし、これからもずっと東京の梅の名所として多くの方々に喜ばれていくことと思い、感謝の気持ちで一杯になった次第です。
今回訪ねたのが10月下旬なので緑葉の梅園だったが観方が変わり、花の時季に再訪しじっくり観させて貰おうと思っています。
ここ湯島天満宮を訪れた折は、この石碑もご覧になり氏子らのかつてと今後の努力に感謝しつつ、梅園を大いに楽しませて貰いましょう。
なお、梅園は、拝殿左手前と女坂のところにあり、この石碑は、拝殿左手前の梅園の北 (拝殿) 側に建ててあります。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 地下鉄・湯島駅出入口3から西方向に歩いて2分位のところが女坂の坂下で坂を上がって行くと拝殿前なので出入口3から歩いて3分強です
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 石碑を見ている人はいないが拝殿前は参拝者などが結構おり女坂には殆ど誰もいませんでした
- バリアフリー:
- 4.0
- 石碑の前の通路は平坦でよく整備されているので大丈夫です
- 見ごたえ:
- 3.5
- 訪ねたのが時期が時期なので緑葉の梅園だったが石碑をじっくり見ることが出来ました
クチコミ投稿日:2018/11/14
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