今は写真付きの説明板が立ててあるのみです

3.0
旅行時期：2018/09（約7年前）

神楽坂・飯田橋クチコミ：150件

　地下鉄・牛込柳町駅界隈の新宿区原町には寺院が多々あるので訪ね歩いている折、２丁目で夏目坂通りから分かれた通り沿いに有島武郎旧居跡があることを知り、近くに来たことなので立ち寄ってみることにした。
　通り沿いをキョロキョロしながら行くと、原町社宅との表札がある大きな建物の出入口の生垣脇に説明板のみが立ててあるのを見付け近付いて見ると、新宿区指定史跡の写真付きのものでした。
　この地は、白樺派の中心的作家で大正時代の小説界に大きな足跡を残した有島武郎 (1878～1923) が、最晩年の大正１１年 (1922) ３月から約１年間暮らした場所である。
　との書き出しで略歴などがいろいろ記されています。
　今は、当時の様子など分からない程変わっているだろうし、最晩年の約１年間を暮らした場所なのに新宿区の史跡に指定されているのが意外で、こんな具合だと指定史跡がさぞ沢山あるのだろうと、旧居跡とは関係ない余計なことを考えてしまったところです。
　有島武郎ファンの方などには見逃せないところでしょうが、そうでない方にはチョッと～といった感じところではと思います。