二十四面の真数千手観音が必見の「妙楽寺」
- 4.5
- 旅行時期:2018/04(約8年前)
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by Ake Bingaさん(女性)
小浜・若狭 クチコミ:15件
小浜の「妙楽寺」には、行基が若狭巡歴の時、岩屋山に登り千手千眼の霊像を刻んで安置したと伝えられる「千手観音菩薩立像」(重文)があります。
本面の左右に両脇面、頭上に21の小面、合わせて24面、そして42本の大手の間に多数の小手を表した真数千手観音(本当に千本の手をもつ千手観音)で大変珍しいお姿です。
さらに、鎌倉時代に建てられた寄棟造り檜皮葺の本堂(重文)の厨子(重文)に安置され、長きにわたって秘仏とされていたために金箔もよく残り、見ごたえある美しさ。
真数千手観音像は、これまで唐招提寺、葛井寺、寿宝寺の3体を拝観したことがありますが、奈良から距離のある小浜の静かなお寺で、このような見事な千手観音を拝観でき、感激しました。
仏像好きの方には特におすすめ、小浜に行ったら必見です。
- 施設の満足度
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4.5
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2018/10/06
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