元正天皇の御影と伝わる「十一面観音」が美しい『羽賀寺』
- 4.0
- 旅行時期:2018/04(約8年前)
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by Ake Bingaさん(女性)
小浜・若狭 クチコミ:15件
羽賀寺は、奈良時代の女帝 元正天皇の勅令により行基が創建したと伝わる古刹です。
石段を上った先に建つ「本堂」(重文)は、檜皮葺きで反り返った屋根が美しい室町時代の建物で、お目当てのご本尊「十一面観世音菩薩立像」(重文)が安置されています。
元正天皇のお姿を写したと伝えられる十一面観音は、すっきりとした気品のある顔立ちで、高めの肩から膝下まで伸びた長い右腕が平安仏らしく、体に掛かる天衣も優美です。
さらに、昭和40年頃まで秘仏とされていたため、当初の色彩が全身によく残っています。
交通の便は良いとは言えませんが、十一面観音にお目にかかるために行く価値は充分にあると思います。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
クチコミ投稿日:2018/10/05
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