立派な仏塔
- 3.5
- 旅行時期:2018/04(約8年前)
-
-
by Ptravelerさん(男性)
浅草 クチコミ:786件
浅草寺本堂の左手にこちらの印塔がある。数人が見ていた。お勧めの点は、一般的に宝篋印塔は宝篋印陀羅尼という呪文を収めた塔であること、こちらの宝篋印塔は宝暦11年、多くの信徒の助力によって建立されたものであること、宝篋印塔の形状は江戸時代中期以降に流行した、笠部を屋蓋形としたもので、総高7m以上、塔高5m以上と大きいこと、本塔の制作者、西村和泉守藤原政時は鋳物師で江戸時代前期から大正時代まで11代にわたって活躍したこと、安政2年(1855)の震災で被災したが、再建されたこと、この宝篋印塔は作りが精巧であり、また区内で現存する銅造宝篋印塔の中でも最大のもので近世中期の鋳物師の活動や鋳造技術を知る上でも貴重な遺品であることから特に仏塔や近世の鋳物に関心のある人にとっては訪問する価値があることである。
- 施設の満足度
-
3.5
クチコミ投稿日:2018/07/28
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する