順次若返ってはいるが当初からの古木も健在です

3.5
旅行時期：2018/06（約8年前）

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　このケヤキ並木は、都電荒川線・鬼子母神前駅のほぼ北側にあり１００ｍ以上も続く通りで、鬼子母神堂などへの参道のようになっていて訪ねることをお勧めのところです。
　その歴史は古く、天正年間 (1573～92) に雑司ヶ谷村の住人が、土地とともに数十本のケヤキを法明寺に寄植したものと伝えられ、現在は、昭和１５年 (1940) に東京都の天然記念物に指定された４００年を超える古木が４本保存されているとのこと。
　通りの途中にある雑司が谷案内処のほぼ正面に古木と思われる太い幹と、案内処の前には植付け間もないと思われる細い幹のまだまだこれからという若木があります。
　これらを見ると、地元有志らによる鬼子母神大門欅並木保存会などの努力により、若木を植付けケヤキ並木が維持されいることが窺えます。
　訪れたのが、６月下旬の平日だったので古木も若木も緑葉を茂らせた静かなケヤキ並木の上、住宅などが続き町内会掲示板が立つなど昔ながらの趣がある通りでした。