弁天社は古来名高い存在
- 3.5
- 旅行時期:2018/05(約8年前)
-
-
by jmleedoさん(男性)
大森・大井町 クチコミ:8件
神社の正面は非常に交通量の多い第一京浜に沿い、本殿の裏手は京急本線の線路になっていることから、ひっきりなしに電車が走り過ぎて行きます。そのため、境内の奥行はあまりないですが、緑豊かで「街中のオアシス」と言える存在です。
現在の社殿は、第二次世界大戦で被災したことから1954年に再建されたものです。この地は45年4月の大森大空襲を始め、大田区(当時の大森区、蒲田区)に軍需産業が盛んに立地していたことから集中的に米軍に狙われたと言われています。
国道拡幅により境内地が削り取られたことで現在は歩道上に取り残されている「磐井の井戸」のある場所は、江戸時代には海岸線であったそうですが、地下に存在する岩盤から真水を汲みだしていました。土地の伝説では、心正しい人が飲めば清水、心邪な人が飲めば塩水になると言い伝えられて来ました。ちなみに現在は八潮の埋立地を挟んで海は4キロ近く先に遠退いています。
また、境内には弁天社が建ち、古来から「笠嶋の祠」と呼ばれて名高い存在でした。現在は、旧東海道の北品川から大森にかけての神社仏閣を巡る「東海七福神」の一つに位置付けられています。
- 施設の満足度
-
3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 2.5
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 2.0
クチコミ投稿日:2018/06/02
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する