台南の関子嶺温泉に通じるところあり
- 4.0
- 旅行時期:2018/05(約6年前)
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by gogo-taiwanさん(女性)
別府温泉 クチコミ:35件
雨が降っていて、面倒だったのでタクシーに乗って、ここに行ってくださいと伝えると
タクシーの運転手さんは「あそこのおばちゃんはおっかなくてねえ」と言う。
温泉マナーも結構厳しいから、200円だけ高い目になるけど、もう少し明礬温泉よりの
「紺屋地獄」の施設の方がいいよ、と言う。
けど、宿泊先のかんなわ荘の女将の話では、こっちの湯の方が泥々が強く、効能が良いと
聞いてたので、こちらにしてもらう。
到着して分かったが、駐車場から山の方へ登っていかなくてはいけない。庭木の手入れは綺麗にされているが、足が悪い人にはきつそうな傾斜である。
入浴料はここ一体の温泉より高い目の900円。施設は明るくて、キッチリ掃除されてて清潔感がある。
管理人のおばちゃんは可愛らしい感じで、怖い雰囲気はなくてホッとした。
かけ湯は透明のお湯で、その後、さらに下へ下って屋根付きの露天の泥の浴槽へ。
台南の関子嶺温泉を想像してたが、雨降りだったせいもあるのか、そんなに硫黄の匂いはきつくなく、関子嶺温泉の泥よりもクリーミーな手触り。ただし、熱い。
泥の浴槽に入るには必ず、柱のところにある手すり部分から入らなければいけない。
泥で中は全く見えないので、かなりゆっくりと足を進めていかないと、
他の人の足を踏みそうでヒヤヒヤする。
先客は30年この温泉に通う人で、交通事故で骨盤骨折などをしてしまい、
「ここのお湯は肌にいいだけじゃなくて、同時に痛みも取ってくれるからねえ。
月に2回は来てるのよ。」と言う。
なるほど、長年の常連客は確かに年の割に肌が白く、もちもちしたおばさんたちばかりである。
しかし、浴槽のふちにびっしり溜まった泥、浴槽を固めるための役割をしているので
削り取って自分の体に塗るのはご法度。足元にも泥があるので湯船の他の人に見えない水面下でガサガサの肘に塗りこんでおいたら、その日のうちに8割がたカサカサが治っていた。
顔にも塗りたかったが、目に入ると危険だそうで、顔に塗るのも禁止。
ただ、肌のコンディションに関しては即効性があるほどの威力。
もちろん、この日はその後も数箇所回ったせいもありますが、全身どこも凝ってなかったです。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- APUやアフリカンサファリ行きのバスで本坊主地獄下車。私はいでゆ坂途中でタクシーに乗り1000円ほど
- 泉質:
- 5.0
- 肘のカサカサがすぐにシットリ。顔をつけちゃいけない、ってのが勿体ない。
- 雰囲気:
- 4.0
- 温泉マナーが分かってる中年以上はいいけど、若い人には窮屈に感じるかと思う
- バリアフリー:
- 2.0
- 本坊主地獄前の駐車場隅から山側を登っていく。竹の手すりがあるが、段差もあるし、車椅子は無理。杖をつく人も傾斜がキツイので厳しい
クチコミ投稿日:2018/05/19
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