津軽さんの処世術だったのでしょうね
- 4.5
- 旅行時期:2018/03(約8年前)
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by T04さん(非公開)
弘前 クチコミ:13件
勉強不足の私は、東奥義塾というとスポーツの強い学校という印象しかなかったのですが、最後の藩主津軽承昭などの尽力で開校、日本にりんごを紹介したりした宣教師ジョン=イングなど外国人教師によって授業がおこなわれ、陸羯南などの著名人も輩出した学校とのことでした。戊辰戦争では所属していた奥羽越列藩同盟から脱退し、元は主人であったはずの南部藩との対立も深まったなか、津軽藩は明治新政府の下で地位を保全するため急速な近代化を目指していたのでしょうね。現実を見据える津軽藩の処世術としての外国人教師の招聘だったのでしょう。1階には喫茶店が営業中ですが、2階は外国人教師用住宅が復元されていました。サンルームや子ども部屋など、当時の外国人教師の威信の高さをうかがい知ることができました。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 「追手門広場」内ですから、弘前駅からは100円バスが便利だと思います
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 有名観光地の1つのはずですし、日曜日の午後ということで見学者が多いと思っていたのですが、オフシーズンということもあるのか見学者は私だけでした
- 展示内容:
- 4.0
- 1階は喫茶店、2階は外国人教師用住宅が復元されていますが、サンルームや子ども部屋などもあって、当時の外国人教師の地位の高さが窺えました
クチコミ投稿日:2018/04/15
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