程良く浸食され歴史を感じる大きな一対の石虎です
- 4.0
- 旅行時期:2018/03(約8年前)
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by 風来坊之介さん(男性)
神楽坂・飯田橋 クチコミ:150件
3月中旬の週末、天気が良かったので神楽坂界隈の散策に出掛け、訪れたものの一つがここ善國寺 (毘沙門天) 本堂前の石虎です。
山門をくぐると一段と高いところにある本堂の前で、どんと座り睨みを利かせて本堂を守っている一対の石虎が目に留まります。
左側の石虎の左手に「善國寺の石虎」の説明板があり概要だが
安山岩製で、像高は阿形 (右) が82cm、 吽形 (左) は85cmで、台石・基壇部を含めた総高は、両像ともに2mを超え、台石正面には浮彫があり、虎の姿を動的に表現している。
また、嘉永元年 (1848) に善國寺周辺の住民から寄進されたもの。
とのこと。
寄進され既に170年も経っているので、安山岩が程良く浸食され歴史を感じるとともに益々重みを増しているように見え、本堂の毘沙門さまも安心していることだろう と思います。
説明板には、この石虎は都内でも珍しく、区内では唯一の作例である とか、何故「虎」なのかなども記されているので、ここ善國寺 (毘沙門天) を訪れた折は、この石虎とともに説明板もご覧になることをお勧めします。
なお、石虎は、 新宿区有形民俗文化財に指定されています。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 地下鉄・神楽坂駅出入口1を左手に出て早稲田通りを5,6分下った右手 (南西側) が善國寺 (毘沙門天) です
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 本堂をお参りする方は意外と多いが石虎などを見ている方は殆どいませんでした
- バリアフリー:
- 3.5
- 石虎に近付くのには数段の石段があるが大きいので多少離れていても見ることが出来ます
- 見ごたえ:
- 4.0
- 程良く浸食された石虎がどんと座り睨みを利かせている姿には迫力を感じます
クチコミ投稿日:2018/04/06
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